I find.

浮かんだ言葉を綴ります。

隣を歩く。


隣を歩く


歩幅は まるで 違うけれど


でも 
ほら 同じペースだ


ぼくが君を想い
君がぼくを想う


ほら 一緒だ


ほら 嬉しくなる


ほら にっこり 笑顔が こぼれるだろう

地球は

地球は だいぶ小さくなったから
わりとやかましい
トピックスは常に入れ替わり
僕らは 朝も昼も夜も目を白黒させる


24時間光る
歩き続けなくちゃならないんだけど
半分は ぐっすり 眠らなきゃね
知らなくていいことは
知らなくていいんだと
あっさり 諦めて


相対的な時間は ずれるというならば
僕の時間と君の時間に
接点はないんだ
ある一瞬 すれ違わないことだって
何も残念なことじゃない


数えきれない選択の果ての
偶然の毎日をゆく
自分の力もちょっとあるのかもしれないけど
きっと たぶん
かなりの割合 成行きの産物
僕らは 僕らの人生 自分で差配できるほど
大それてはいない


本当に 確かに 明日が来ることすら
僕らにはわからないのだから
当たり前のことが
当たり前ではないこと
そうやって 裏切られて
僕らは ずっと 歩んできた


わかりそうなことも多いけれど
でも
やっぱり わからないものはわからないって
そんなことを もう一度納得してもいいくらいだ


わたしのわからない景色。

.
わたしの わからない 景色が あります。
どんなに 心を尽くそうとも 届かないんです。


左が本当なのか 
明日が嘘なのか 
わたしが 悪なのでしょうか。


どんな小さな願いをかけたでしょうか。


コンクリートで埋められる場所に 
何故 種を蒔いてしまったのでしょうか。


わたしは しゃくりあげながら
それでも 毎日 水を あげ続けているのです。


全くの絶望的観測に 
ただ祈るだけの 愚かな有様です。


でも そうじゃなきゃ いけないんです。


この水差しを 落としてしまったら
もう お仕舞いなんです。