本当はそんなこと
信じないのだけれど
居なくなったあなたが
空から見ているとか
星になったとか
言葉や想いを語りかけるとか
ほら、今だって私に寄り添うように
傍に居るとか
全然そんなこと信じてないのだけれど
カガクはそんなこと
有り得ないよって
切り取られた対象は
モノでしかないよって
よく分かっているのだけれども
私の不安はそんなことを全て呑み込んで
本当にそれで大丈夫?と問う
出来ないことがある
知らないことがある
だから、歩む
私たちに内在する終わりが
必ず在る以上、それを補填する
ある夕暮れ
空が黄金色に染まり光輝く時
そこには、神が居る
と、感じるのも有りなんだろうな、と思う